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J-GLOBAL ID:201002240337980914   整理番号:10A0842709

ヒト小腸脂肪酸結合蛋白質2発現は脂肪摂取量および多型と相関する

Human Intestinal Fatty Acid Binding Protein 2 Expression Is Associated with Fat Intake and Polymorphisms
著者 (12件):
資料名:
巻: 140  号:ページ: 1411-1417  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: E0050A  ISSN: 0022-3166  CODEN: JONUA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヒト小腸脂肪酸結合蛋白質(FABP)2遺伝子には54位のアラニン(Ala)がスレオニン(Thr)と置換する多型があり,Thr54アレルはプロモーターハプロタイプBと相関し,脂質異常症や肥満と関連している。ヒト小腸粘膜におけるFABP2発現に関わる因子を調べるため,ドイツ,キール大学の代謝介入集団調査(MICK)に参加した86人(男性52人,平均54歳)のFABP2多型(Ala54Ala 55人),プロモーターハプロタイプ(AA型23人,AB+AA型63人)と脂肪酸摂取量,血液生化学成分濃度などとの関係を調べた。ハプロタイプAA型の人はBB型の人より脂肪摂取量が少なく,食後血中の食欲促進性グルコース依存性インスン分泌促進ペプチド(GIP)濃度が低かった。FABP2発現は(n-3)脂肪酸摂取量とFABP2遺伝子型に依存した。FABP2は摂食量と小腸の脂肪酸利用の調節に関わると考えられる。
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分類 (2件):
分類
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脂質の代謝と栄養  ,  遺伝子発現 

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