抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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米国エネルギー省は2006年に”今省エネルギーを(Save Energy Now:SEN)”プログラムを開始した。エネルギー資源の枯渇の不安や価格の高騰,米国のエネルギー供給に対するハリケーンの影響などを考慮して,あらためて大量のエネルギーを消費する設備を対象にエネルギー効率を検証しようとするものである。このような設備について2006年には,専門家を送り込んで200件の省エネルギー評価を行い,2007年にも類似数の評価を行った。最初は主として蒸気システムやプロセス加熱システムを対象にしたが,その後空気やポンプのシステムに対象を拡大した。これらのシステムを併せると,米国の工業が消費しているエネルギーのほぼ90%に対応する。このプログラムの大きな特徴は,エネルギー省がツールとしていくつかのソフトウェアパッケージを開発していることである。本文では特にこれらのツールのいくつかを説明し,その適用について解説した。