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J-GLOBAL ID：201002240383563236   整理番号：10A0368065

固体酸化物形燃料電池アノードの濃度過電圧を予測する多成分系質量移動モデルの比較

Comparison of the multicomponent mass transfer models for the prediction of the concentration overpotential for solid oxide fuel cell anodes

著者 (4件)： VURAL Yasemin (Centre for Computational Fluid Dynamics, Univ. of Leeds, Leeds, GBR) ,  MA Lin (Centre for Computational Fluid Dynamics, Univ. of Leeds, Leeds, GBR) ,  INGHAM Derek B. (Centre for Computational Fluid Dynamics, Univ. of Leeds, Leeds, GBR) ,  POURKASHANIAN Mohamed (Centre for Computational Fluid Dynamics, Univ. of Leeds, Leeds, GBR)
資料名： Journal of Power Sources  (Journal of Power Sources)
巻： 195  号： 15  ページ： 4893-4904  発行年： 2010年08月01日 
JST資料番号： B0703B  ISSN： 0378-7753  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： この研究では,多成分質量拡散モデル,すなわちStefan-Maxwellモデル(SMM),Dusty Gasモデル(DGM)と二元摩擦モデル(BFM)についてアノード支持の固体酸化物形燃料電池(SOFC)アノード濃度分極の予測可能性に関して比較した。その結果,濃度分極の予測に重要度が高いポア径,電流密度,反応物の濃度以外に,曲がり(または気孔率/曲がり)項がモデル予測に実質的な影響を持つことを示した。以前の文献での討議とは異なり,曲がりの適正値に対してSMMとDGMの予測は,2.6e-07なる平均細孔半径と1.5Acm^-2に達する電流密度に対しても類似していた。また,BFMの予測はこの研究で試験した状況ではDGMに類似していることを示した。さらにこの研究では,DGMとBFMの圧力勾配項の影響を,モデル方程式からこの項を包含および除外することにより検討した。この研究で試験した事例とモデルの想定に対して,圧力係数を含む項はDGMとBFMの両者による予測に関して些細な影響しか及ぼさないことから,それらの項は無視できることを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *固体酸化物燃料電池 ,  *電極 ,  *過電圧 ,  *多成分系 ,  *物質移動 ,  *モデリング ,  *予測 ,  拡散 ,  モデル ,  濃度勾配 ,  分極 ,  圧力勾配 ,  予測モデル
準シソーラス用語： 濃度分極 ,  摩擦モデル

分類 (1件)： 燃料電池  (YB04040V)

タイトルに関連する用語 (7件)： 固体酸化物形燃料電池 ,  アノード ,  過電圧 ,  予測 ,  多成分系 ,  質量移動 ,  モデル