抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
植物とミツバチの国際委員会(ICPBR)のミツバチ保護班では,会議が2~3年に1回開催されてきた。次回の会議に向けて行われてきた,過去3年間における検討内容について解説した。浸透性農薬に関するリスク評価基本構想は,ミツバチが受ける,残留農薬への暴露状況の解析を基本として構築されてきた。前回の会議では,散布農薬のダストに起因するリスクの評価が問題となった。この問題は,現在までに大きく軽減されるようになった。次の会議において本保護班では,浸透性農薬を含んだ葉部からの浸出液,すなわち植物葉部からの排水が問題視されるであろう。それによってもたらされる,ミツバチに対するリスク評価が検討課題になると考えられる。