文献

J-GLOBAL ID：201002240423355151   整理番号：10A1073381

固体NMRによる長距離炭素-フッ素間距離測定のキャリブレーションのためのカリックスアーレン包接化合物の設計とキャラクタリゼーション

Design and characterization of a calixarene inclusion compound for calibration of long-range carbon-fluorine distance measurements by solid-state NMR

著者 (4件)： FOWLER Daniel J. (Dep. of Chemistry, Univ. of Massachusetts Amherst. 710 N. Pleasant St., Amherst, MA 01003, USA) ,  KHALIFAH Peter G. (Dep. of Chemistry, Stony Brook Univ., 100 Nicolls Rd., Stony Brook, NY 11794-3400, USA) ,  KHALIFAH Peter G. (Dep. of Chemistry, Brookhaven National Lab., Upton, NY 11973-5000, USA) ,  THOMPSON Lynmarie K. (Dep. of Chemistry, Univ. of Massachusetts Amherst. 710 N. Pleasant St., Amherst, MA 01003, USA)
資料名： Journal of Magnetic Resonance  (Journal of Magnetic Resonance)
巻： 207  号： 1  ページ： 153-157  発行年： 2010年11月 
JST資料番号： D0079D  ISSN： 1090-7807  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 安価で,容易に合成できるカリックスアーレン:フルオロトルエン(ホスト:ゲスト)包接錯体は回転エコー2重共鳴法(REDOR)を使用してフッ素炭素間距離を固体NMRで測定する際の最適化と較正のために設計された。カリックスアーレンホストにフルオロトルエンが錯体化することで分子を分離するので,炭素フッ素間の距離が4.08オングストロームである1つのサイトで,簡単な2スピンの振舞いが観測される。カリックスアーレンマトリクスの中のフルオロトルエンの動力学は,双極子結合の運動平均を引き起こし,結果として容易にREDOR実験を最適化することができ,比較的長い距離測定値(>6.6オングストローム)の精度を試験することを可能にする。これは長い炭素フッ素間距離の正確なREDOR測定に新しい道具を提供し,フッ素を含む薬剤,タンパク質,および重合体のキャラクタリゼーションに重要なアプリケーションを持つ。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *フッ素19NMR ,  NMR【磁気共鳴】 ,  二重共鳴 ,  包接化合物 ,  ゲストホスト効果 ,  核間距離 ,  芳香族縮合炭化水素 ,  *カリックスアレーン
準シソーラス用語： *カリキサレン ,  REDOR ,  固体NMR

分類 (3件)： 錯体のNMR  (BM07045H) ,  シクロファン,カテナン,ロタキサン,カリキサレン,ノット(三つ葉結び目)  (CF06120M) ,  芳香族単環ハロゲン化合物  (CF05030H)

物質索引 (2件)： カリックス[4]アレーン ,  4-フルオロトルエン

タイトルに関連する用語 (9件)： 固体NMR ,  長距離 ,  炭素 ,  フッ素 ,  距離測定 ,  キャリブレーション ,  包接化合物 ,  設計 ,  キャラクタリゼーション