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J-GLOBAL ID：201002240457183686   整理番号：10A0945623

出生から離乳までの子豚の日増体量に及ぼす母性および社会的な遺伝的影響

Maternal and social genetic effects on average daily gain of piglets from birth until weaning

著者 (5件)： BOUWMAN A. C. (Wageningen Univ., Wageningen, NLD) ,  BERGSMA R. (Wageningen Univ., Wageningen, NLD) ,  BERGSMA R. (Inst. for Pig Genetics, Beuningen, NLD) ,  DUIJVESTEIJN N. (Inst. for Pig Genetics, Beuningen, NLD) ,  BIJMA P. (Wageningen Univ., Wageningen, NLD)
資料名： Journal of Animal Science  (Journal of Animal Science)
巻： 88  号： 9  ページ： 2883-2892  発行年： 2010年09月 
JST資料番号： A0857A  ISSN： 0021-8812  CODEN： JANSAG  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 子豚のADGには社会的相互作用が影響を及ぼすため,選抜育種は子豚のADGに直接影響を及ぼさない。そこで,子豚の出生から離乳までのADGの遺伝可能な社会的変化を調べることとした。哺乳と乳首の順位は同じ雌豚に哺乳される哺乳子豚の間の社会的な相互作用の源とし,社会的相互作用のモデルは推定された母性および社会的影響に母性成分を拡張した。その上で4つのアニマルモデルで比較を行った。アニマルモデルは,1)直接遺伝効果のみの基本モデル,2)直接および社会的遺伝可能な効果を計算する社会的モデル,3)基本モデルを加えた遺伝可能な母性効果に伴う母性モデル,4)直接,社会的,母性遺伝可能効果を計算する社会的-母性モデルとした。子豚の平均ADGは251g/dで,個体群の大きさが小さい方がADGが大きく,生物学的母豚の産次は影響しないが,個体群母ブタの産次は影響した。推測された遺伝率は,直接が0.07,母性が0.06,社会的が0.0007で0と有意な違いは無かった。そのため,遺伝可能な社会的効果による影響は子豚のADGではっきりと示されず,母性モデルと社会的-母性モデルはデータと良く適合した。

シソーラス用語： *ブタ ,  *子供 ,  *体重増加 ,  成長 ,  離乳 ,  遺伝的影響 ,  母性効果 ,  *生物相互作用 ,  家畜育種 ,  *遺伝率 ,  予測技法 ,  数学モデル ,  産次 ,  個体群 ,  遺伝相関 ,  哺乳 ,  母親 ,  分娩
準シソーラス用語： *日増体量 ,  一腹産子数

分類 (2件)： 豚  (FD02040U) ,  飼育動物の育種  (FD01020R)

タイトルに関連する用語 (7件)： 出生 ,  離乳 ,  子豚 ,  日増体量 ,  母性 ,  社会 ,  遺伝的影響