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J-GLOBAL ID:201002240459375825   整理番号:10A1384952

RORγt+先天的リンパ球様細胞の系列関係分析

Lineage Relationship Analysis of RORγt+ Innate Lymphoid Cells
著者 (15件):
資料名:
巻: 330  号: 6004  ページ: 665-669  発行年: 2010年10月29日 
JST資料番号: E0078A  ISSN: 0036-8075  CODEN: SCIEA  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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リンパ球様組織誘導性(LTi)細胞は炎症と同様の方法で局部基質細胞の活性化によるリンパ球様組織の発達を開始し,T細胞で起炎性サイトカインIL-17の発現を指図する細胞核ホルモン受容体RORγt+を発現する。本論文はLTi細胞が大型ファミリーを形成し,胎児肝臓のRORγt+前駆細胞から分化した起炎性RORγt+先天的リンパ球様細胞(ILC)に属することをトランスジェニックマウス胎児の小腸壁固有層から分離した細胞を用いて調べた。マウス経年齢や生後に決定したRORγt+ILCの運命は腸管のホメオスタシス及び防御に関与する細胞形成に有利に働いた。しかし,RORγt+ILCは,RORγt+T細胞とは反対に,微生物無存在下でも発現した。本研究はRORγt+ILCが微生物共生体による腸内定着の回避へと進化することを示唆した。
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分類 (4件):
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細胞生理一般  ,  免疫反応一般  ,  動物生理一般  ,  サイトカイン 
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