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J-GLOBAL ID:201002240538010239   整理番号:10A0539221

合成基質を用いたヘパラナーゼ特異性の解明

Unraveling the Specificity of Heparanase Utilizing Synthetic Substrates
著者 (2件):
資料名:
巻: 285  号: 19  ページ: 14504-14513  発行年: 2010年05月07日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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ヘパラナーゼは癌の浸潤および転移に関与しており,ヘパラン硫酸(HS)を分解してHSの媒介する細胞増殖および血管新生のプロセスを活性化する。合成した多糖類基質を用いてヘパラナーゼの特異性を調べた。基質は,HS生合成の精製酵素を用いて調製した。これらの基質を用いて,ヘパラナーゼに必要な構造部分について詳しく調べた。その結果,ヘパラナーゼがグルクロン酸(GlcA)ユニットと3-O-スルホまたは6-O-スルホ基を有するN-スルホグルコサミンユニットの間の結合を切断することが示唆された。さらに,ヘパラナーゼは,2-O-硫酸化イズロン酸残基ではなくて2-O-硫酸化GlcAでGlcAユニットとN-スルホグルコサミンユニットの結合を切断した。また,IdoA2S-GlcNSの二糖類の繰返しユニットのある多糖類はヘパラナーゼ活性を阻害した。
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酵素一般 
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