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J-GLOBAL ID:201002240585002953   整理番号:10A0283698

純鉄とインコネル625の弾性と塑性変形中の水素脱着挙動

Hydrogen Desorption Behavior of Pure Iron and Inconel 625 during Elastic and Plastic Deformation
著者 (6件):
資料名:
巻: 50  号:ページ: 115-123 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: F0100A  ISSN: 0915-1559  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
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体心立方体(BCC)格子の純鉄と面心立方(FCC)格子インコネル625の引張り変形中の水素脱着挙動を引張試験機と一体化した真空容器内で四重極質量分析計を用いて調査した。水素と水の脱着を同時に連続的に試験片に引張り荷重と歪を加えて検出した。引張り変形によって促進された水素脱着は除荷下で脱離されたH2OとH2からの両方の解離水素分を水素チャージ試験片からの脱離水素の総量から差し引くことによって得られる。水素チャージ試験片からの異なる歪速度での水素脱着は4.2×105/s,4.2×104/sと4.2×103/sであった。水素脱着は弾性変形ではほとんど増大しなかった。対照的に,純鉄とインコネル625の両材とも,塑性変形が始まり耐力で急激に増大し,適用歪の増加につれ最大に達して,そして徐々に減少した。本脱着挙動は密接に可動型転位による水素ドラッギングに関連していた。熱脱着解析(TDA)により引張り変形で促進された脱離水素量を測定した。TDA結果では,脱離水素の量は各歪速度によって異なっていた。高い水素拡散速度の純鉄では歪速度4.2×104/sでの試験片の引張り変形で促進された脱離水素の最多量は初期水素含有量の16%であった。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
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腐食基礎理論,腐食試験  ,  反応操作(単位反応) 
引用文献 (33件):
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