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J-GLOBAL ID:201002240611902623   整理番号:10A1380060

腫瘍生産ムチンのSiglec-9への結紮を介した単球由来樹枝状細胞の免疫調節

Immunomodulation of monocyte-derived dendritic cells through ligation of tumor-produced mucins to Siglec-9
著者 (10件):
資料名:
巻: 402  号:ページ: 663-669  発行年: 2010年11月26日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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樹枝状細胞(DCs)は,効果的な免疫反応の誘導と維持で必須の役割をし,複数の siglecsを発現する。この研究では,腫瘍生産ムチンの未成熟DCs上に発現しているSiglec-9との結紮が,担癌状態での免疫監視からの逃避と関係するかを検討した。Siglec-9の発現は,単球の未成熟DCsへの発達でアップレギュレートされ,成熟DCsで低下した。各種のムチンおよびポリ(NeuAc α2,6 LacNAc)またはポリ(NeuAc α2,3 LacNAc)への Siglec-9への結合は,プレート分析法により示した。これらムチンは,未成熟DCsの表面にも結合した。未成熟 DCsを,これらムチンまたは人工グリコポリマーの存在下,LPS処理すると,IL-12の生産は,有意に低下したが,IL-10のそれはしなかった。更に,IL-12生産は,抗Siglec-9 mAb処理と同程度に低下した。癌患者の血清から調製したムチンは,Siglec-9に実際に結合した。これら結果は,DCs上に発現したSiglec-9が,上皮癌患者でのムチンとの結紮を介し免疫調節に関わることを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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抗原・抗体・補体の生化学 

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