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J-GLOBAL ID:201002240629587970   整理番号:10A0626530

Alzheimer病の軽度認知障害段階での多次元質量分析に基づいたショットガンリピドミクス及び脂質の変化

Multi-dimensional mass spectrometry-based shotgun lipidomics and the altered lipids at the mild cognitive impairment stage of Alzheimer’s disease
著者 (1件):
資料名:
巻: 1801  号:ページ: 774-783  発行年: 2010年08月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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多次元質量分析に基づいたショットガンリピドミクス(MDMS-SL)は,生物試料の脂質抽出物から直接個々の脂質分子種を同定及び定量する,全体的な脂質分析にとってうまく開発された技術である。この技術を用いることにより,Alzheimer病の軽度認知障害を持つ被験者の脳試料における,スルファチド,セラミド,及びプラスマローゲンを含む脂質の三つの顕著な変化を明らかにした。MDMS-SLを用いたさらなる研究により,このミニレビューにおいて徹底的に議論した疾患段階での脂質変化に関与する潜在的生化学的機構の解明をもたらした。特に,Alzheimer病の軽度認知障害段階でのスルファチド枯渇に関与する原因を解明する研究において,アポリポ蛋白質Eがリポ蛋白質代謝経路を通じて神経系において,スルファチド輸送と関連し,スルファチドホメオスタシスを仲介すること,及びアポリポ蛋白質E仲介スルファチド輸送が脳におけるスルファチド枯渇をもたらすことを見出した。まとめると,脳試料のリピドミクス分析から得た結果は,Alzheimer病の病因の基礎をなす生化学的機構に重要な洞察を提供した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
神経系の疾患  ,  脂質の代謝と栄養 

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