文献

J-GLOBAL ID：201002240662713582   整理番号：10A0370821

老化でのセラミドによるホスフォリパーゼDの変調

Phospholipase D modulation by ceramide in senescence

著者 (3件)： WEBB Lisa M. (Appalachian State Univ., NC, USA) ,  ARNHOLT Alan T. (Appalachian State Univ., NC, USA) ,  VENABLE Mark E. (Appalachian State Univ., NC, USA)
資料名： Molecular and Cellular Biochemistry  (Molecular and Cellular Biochemistry)
巻： 337  号： 1-2  ページ： 153-158  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： C0452B  ISSN： 0300-8177  CODEN： MCBIB8  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト臍帯静脈内皮細胞や線維芽細胞の,老化に伴うホスフォリパーゼD(PLD)活性の変化の原因を調べた。PLDの最大活性化には,細胞質成分が必要であることが分かった。老化細胞は,低継代培養細胞にくらべ,PLD活性化能が著しく欠如していた。両細胞の細胞画分を組み合わせることで,老化細胞は,PLDの活性化で働く膜成分が欠如していることが判明した。老化に関わるスフィンゴ脂質セラミドで処理すると,PLD活性が低下した。これは,セラミドが阻害のメディエータであることを示している。

シソーラス用語： *セラミド ,  *老化 ,  スフィンゴ脂質 ,  血管内皮細胞 ,  培養細胞 ,  線維芽細胞
準シソーラス用語： HUVEC ,  *ホスフォリパーゼD

分類 (2件)： 老化と死  (EJ16040S) ,  脂質一般  (EB05010B)

タイトルに関連する用語 (3件)： 老化 ,  セラミド ,  変調