抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JR西日本は「安全を最優先する」ことを最重要課題として,研究開発等で得られた知見を最大限に導入した225系近郊形直流電車を開発した。車体強度を向上するため,前面衝突対策としてクラッシャブルゾーン(前面衝撃吸収装置)の採用,オフセット衝突対策(ガイド板構造の採用),側面衝突対策(天井-側-台枠を一体としたリング構造の採用)をそれぞれ実施した。車両システムとしては321系通勤形直流電車で開発した,1両で電車のすべての機能を完結する冗長性の高い0.5Mシステムを踏襲した。また全ての車両を0.5M車としたため,車両構体はM車構体に統一でき標準化を図ることができた。メンテナンスの面では,デジタル伝送装置の活用や機器の高寿命化,保守作業の効率化,清掃作業の容易化を推進して省力化を図った。