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J-GLOBAL ID：201002240694956991   整理番号：10A0713558

ABS(遺伝資源アクセスと利益配分)の課題と生物多様性保全

Issues of Access and Benefit-Sharing (ABS) and Conservation of Biodiversity

著者 (1件)： 林希一郎 (名古屋大 エコトピア科研)
資料名： 季刊環境研究  (環境研究)
号： 157  ページ： 108-115  発行年： 2010年06月20日 
JST資料番号： S0800A  ISSN： 0285-9769  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： ABSは生物多様性条約(CBD)の第3の目的であり,CBD成立以来交渉が行われてきたが,未だに合意に至っていない。交渉に20年近い年月を要している間に,生物多様性も著しく減少してきた。ABSは,先進国から途上国に対する資金等の提供の側面が着目されているが,もう一つ忘れてはならないのが,生物多様性保全への貢献である。ABSプロジェクトの実施段階で生物多様性保全を意識しつつ利益配分のデザインを行う必要がある。(著者抄録)

シソーラス用語： *利益分配 ,  生物多様性 ,  発展途上国 ,  自然保護 ,  *遺伝資源 ,  条約 ,  *知的財産権 ,  バイオテクノロジー ,  先進国 ,  環境政策
準シソーラス用語： 生物多様性条約

分類 (3件)： 環境問題  (SA01020V) ,  自然保護  (SB06000L) ,  生態系  (EE01040P)

タイトルに関連する用語 (5件)： ABS ,  遺伝資源 ,  利益 ,  配分 ,  生物多様性保全