抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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近年,建築学会から,コンクリートの乾燥収縮率を800マイクロ以下に収めるという基準が,示された。各種骨材を使用したコンクリートの乾燥収縮の測定結果から,一般骨材では,350~800マイクロ(中央値530前後),一般岩石で550~1,050マイクロ(中央値815前後)であると報告されている。コンクリートの乾燥収縮の原因については,実験データに基づいた様々な議論があるが,それらは理論的・抽象的なもので,砕石現場における品質管理に反映されていない。本文は,岩石・鉱物学の立場から,コンクリートの乾燥収縮の原因およびプロセスについて考察し,それに基づいた砕石現場における対処法を検討した。