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J-GLOBAL ID：201002240701294223   整理番号：10A0288204

ヘテロテレケリック蛋白質-ポリマー-バイオ分子複合体の合成のための単純な方法

A Simple Methodology for the Synthesis of Heterotelechelic Protein-Polymer-Biomolecule Conjugates

著者 (6件)： LIU Jingquan (Univ. New South Wales, New South Wales, AUS) ,  LIU Huiyun (Univ. New South Wales, New South Wales, AUS) ,  BULMUS Volga (Univ. New South Wales, New South Wales, AUS) ,  TAO Lei (Univ. New South Wales, New South Wales, AUS) ,  BOYER Cyrille (Univ. New South Wales, New South Wales, AUS) ,  DAVIS Thomas P. (Univ. New South Wales, New South Wales, AUS)
資料名： Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry  (Journal of Polymer Science. Part A. Polymer Chemistry)
巻： 48  号： 6  ページ： 1399-1405  発行年： 2010年03月15日 
JST資料番号： C0337C  ISSN： 0887-624X  CODEN： JPLCAT  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 2,2′-(カルボノチオイルビスチオ)二イソ酪酸と2,2′-ジチオジピリジンの反応でピリジルジスルフィド{PDS}基を末端にもつ二官能性RAFT試薬S=C(SCMe₂COOCH₂CH₂SSC₅H₄N)₂を合成した。DMF溶液中,ウシ血清アルブミン{BSA}と複合体を形成させBSA-RAFT試薬を得た。水溶液中,触媒VA-044を用いてオリゴエチレングリコールアクリレートあるいはN-(2-ヒドロキシプロピル)メタクリルアミドをin situ重合した。SDS-PAGEにより,in situ重合はRAFT試薬が付加している蛋白質表面で起こったことを確認した。BSA-ポリマー複合体の分子量はモノマー転化率と重合時間とともに増加した。重合後,残存PDS基を利用して,ジスルフィドカップリングによりチオコレステロールやチオール末端化ローダミンBイソチオシアネート蛍光団を蛋白質-ポリマー複合体に連結した。

シソーラス用語： 化学合成 ,  リビングラジカル重合 ,  重合開始剤 ,  インサイチュコンポジット ,  *高分子複合体 ,  *ジスルフィド結合 ,  分子構造 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  SDS-PAGE ,  その場重合 ,  ステロイド ,  チオール ,  オレフィン化合物
準シソーラス用語： *RAFT重合 ,  ウシ血清アルブミン ,  その場複合体 ,  in situ重合

分類 (3件)： その他の高分子の反応  (CG03040H) ,  重合触媒,重合開始剤  (CG04070V) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N)

物質索引 (3件)： チオコレステロール ,  ローダミンBイソチオシアナート ,  トリチオ炭酸ビス[1,1-ジメチル-2-オキソ-2-[2-(2-ピリジニルジチオ)エトキシ]エチル]

タイトルに関連する用語 (3件)： 蛋白質 ,  ポリマー ,  分子複合体