文献
J-GLOBAL ID:201002240720569624   整理番号:10A0145502

イソプレンのオゾン分解によって発生した二次有機エアロゾルの高分解能質量分析

High-resolution mass spectrometry analysis of secondary organic aerosol generated by ozonolysis of isoprene
著者 (6件):
資料名:
巻: 44  号:ページ: 1032-1042  発行年: 2010年03月 
JST資料番号: C0382D  ISSN: 1352-2310  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
OHスカベンジャー存在下におけるイソプレン(C5H8)のオゾン分解において生成した二次有機エアロゾル(SOA)の化学組成を高分解能エレクトロスプレイイオン化質量分析(ESI-MS)を用いて,m/z=50~1000の間で調べた。SOAの化学組成は複雑であり,スペクトルの正負両イオンモードで帰属決定されたピークは1000を越える。ピークのほんの一部がピルビン酸,グリコール酸,メチルグリオキサールなどのイソプレンの既知の酸化生成物に対応している。検出されたピークの絶対的な主要部分はSOAの高度に酸化されたオリゴマー成分に対応し,O:Cの平均モル比は0.6である。対応する有機質量(OM)の有機酸素(OO)への比は2.4である。SOAの酸素原子のおよそ8%はヨウ化物試験によって定量されたように過酸化物の形態である。二重結合と環のすべてを表す二重結合相当係数(DBE)は分子の炭素が1~2個増加する毎に1だけ増加する。未酸化C=C結合の数は10%未満と推定される。残りのDBEはカルボニル基による。Kendrick解析の結果,支配的なオリゴマーの構成ブロックはC1~C2骨格を持つ低分子カルボニルC=Oであることが示唆される。観測されたオリゴマー化合物ではホルムアルデヒド(CH2O)が最も一般的な繰り返し構成ブロックであると同定される。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

準シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (6件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
気圏環境汚染  ,  粒状物調査測定  ,  植物生理学一般  ,  森林生物学一般  ,  生態系  ,  対流圏・成層圏の地球化学 
物質索引 (5件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る