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J-GLOBAL ID：201002240857475481   整理番号：10A0176456

バリウムチタニルオキザラートナノ粒子から得られた高度に分散したチタン酸バリウムナノ粒の粒構造の分析とその誘電特性

Particle Structure Analysis of Highly-dispersed Barium Titanate Nanoparticles Obtained from Barium Titanyl Oxalate Nanoparticles and Their Dielectric Properties

著者 (4件)： KONDO Shuhei (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN) ,  MORIYOSHI Chikako (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  KUROIWA Yoshihiro (Hiroshima Univ., Hiroshima, JPN) ,  WADA Satoshi (Univ. Yamanashi, Yamanashi, JPN)
資料名： Key Engineering Materials  (Key Engineering Materials)
巻： 421/422  ページ： 506-509  発行年： 2010年 
JST資料番号： D0744C  ISSN： 1013-9826  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： スイス (CHE)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： バリウムチタニルオキザラートナノ粒子を空気中で460°Cで2h加熱して,中間製品Ba₂Ti₂O₅CO₃を作り,次に0.2Paの減圧下で,600~1000°Cで加熱して,CO₂を除去して,これをBaTiO₃に変えた。得られた生成物を通常のXRD,TEM,高強度シンクロトロンXRDなどでキャラクタリゼーションした。2段目の加熱の温度によって,12.3から142nmのBaTiO₃の粒子が得られた。40nm以上の径の試料では,XRDで002と200面のスプリットが認められた。62.3nm径の試料ではc/aが1.0087になった。その意義を考察し,構造のモデルを提案した。径83.6nmの試料では30000を越える最大誘電定数が室温で観測された。

シソーラス用語： *チタン酸バリウム ,  *ナノ粒子 ,  *構造解析 ,  バリウム錯体 ,  チタン錯体 ,  粒度分布 ,  格子定数 ,  誘電率 ,  熱分解 ,  誘電体 ,  脂肪族カルボン酸 ,  ジカルボン酸

分類 (1件)： セラミック・陶磁器の製造  (YC03020V)

物質索引 (1件)： シュウ酸

タイトルに関連する用語 (3件)： チタン酸バリウム ,  分析 ,  誘電特性