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J-GLOBAL ID：201002240864037252   整理番号：10A0214056

X線回折による特別の核物質(SNM)のスクリーニング

On screening for Special Nuclear Materials (SNMs) with X-ray diffraction

著者 (1件)： HARDING G. (GE Security Germany GmbH, Heselstuecken 3, 22453 Hamburg, DEU)
資料名： Radiation Physics and Chemistry  (Radiation Physics and Chemistry)
巻： 79  号： 5  ページ： 597-602  発行年： 2010年05月 
JST資料番号： D0627A  ISSN： 0969-806X  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 特別の核物質(SNM),特にウラン,をスクリーンするためのX線回折を用いた新しい技術が最近提案された。この方法はウラン(及び偶然にもプルトニウム)が,他の非SNM(周期律表の高密度元素)と対照的に立方格子構造を持たないとの興味深い事実に基づく。ウランのX線回折線を鉛(運搬容器に通常見られる高原子番号(Z)物質)のものと比較して,このスクリーニング技術の原理を簡単に明らかにした。SNMスクリーニングに対するX線回折を可能にするために満たすべき幾つかの物理的条件を考察した。疑わしい高Z材料とその運搬容器の両方に対して十分な透過を実現するために,≧1MeVの光子エネルギーを用いる必要がある。このような光子エネルギーでのX線回折測定ジオメトリに対する空間コヒーレンス理論からの意味を示した。コヒーレント散乱信号の多重散乱劣化を検討した。1MeVでのX線回折に関する(特に放射線源と検出器に関する)技術的考察を行った。高エネルギーX線回折を可能にする新しい二次開口方式を示した。実験検証を担保するためには応用の重要性とその実現可能性の展望で十分である。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *X線回折 ,  核物質 ,  *ウラン ,  プルトニウム ,  スクリーニング ,  格子構造 ,  コヒーレンス ,  干渉性散乱 ,  線源 ,  放射線検出器 ,  γ線検出 ,  *核物質管理
準シソーラス用語： 空間コヒーレンス ,  コヒーレント散乱

分類 (1件)： 核物質管理  (MA01060H)

タイトルに関連する用語 (4件)： X線回折 ,  核物質 ,  SNM ,  スクリーニング