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J-GLOBAL ID:201002240881213030   整理番号:10A0255231

異なった塩分で飼育したタイセイヨウマダラ稚魚における成長能力,ミオシンmRNA発現及び代謝酵素活性に及ぼす初期発生中の食餌の個体発生的影響

Ontogenetic effects of diet during early development on growth performance, myosin mRNA expression and metabolic enzyme activity in Atlantic cod juveniles reared at different salinities
著者 (11件):
資料名:
巻: 156  号:ページ: 102-109  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0461B  ISSN: 1095-6433  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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本研究では,タイセイヨウマダラの幼若期における成長能力及び代謝能力に対する初期発生中の食餌の影響について調べた。タイセイヨウマダラ稚魚(10~70g)の三群の成長を二つの温度(10°Cまたは14°C)と組み合わせて二つの塩分(15‰または32‰)で測定した。単一卵バッチ由来のタラ群は孵化後最初の36日の間(36dph)リンチュウまたは天然動物プランクトン(Z)を与えた。1~22dph動物プランクトンを与えた第三群は22~36dph食餌をリンチュウに変えた(ZRZ)。全魚は36dphで離乳させた。Z及びZRZ群由来の稚魚はすべての実験条件下同等に機能したが,幼生食としてリンチュウを受けた魚は全体的に著しく低い成長速度を示した。成長は塩分低下により著しく増進した。代謝酵素活性及び相対的ミオシンmRNA発現レベルは幼生食により影響されなかった。筋肉アスパラギン酸アミノトランスフェラーゼ及びリンゴ酸デヒドロゲナーゼは塩分により影響されたが,肝臓組織におけるこれらの酵素は塩分と温度間の相互作用により影響を受けた。代謝酵素は増殖速度より魚のサイズと強く相関した。本結果から,幼生食は稚魚増殖速度が著しく増加させた最適幼生食(動物プランクトン)として変化する環境条件下で稚魚成長速度に対して顕著な効果を有することを示した。代謝酵素活性及び相対的ミオシンmRNA発現が幼生過程により影響を受けなかったが,持続的な稚魚成長差は異なる代謝能の結果ではないことを示唆した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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発生・成長の生理一般  ,  動物に対する影響 
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