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J-GLOBAL ID:201002240886060940   整理番号:10A1095662

細胞コレステロール増加はプリオンペプチドが誘導する神経細胞損傷を抑制する

Cellular cholesterol enrichment prevents prion peptide-induced neuron cell damages
著者 (7件):
資料名:
巻: 401  号:ページ: 516-520  発行年: 2010年10月29日 
JST資料番号: B0118A  ISSN: 0006-291X  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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プリオン病は,PrPc(正常細胞プリオン)のPrPsc(誤って折り畳まれたアイソ型)への変換により特徴づけられる,神経変性疾患である。中枢神経系(CNS)内へのPrPscの蓄積は,酸化ストレスの増加により神経細胞毒性誘導する。加えて,プリオン,ParkinsonおよびAlzheimer病を含む,多くの神経変性疾患は,コレステロールホメオスタシスにより調節される。プリオン蛋白質が仲介する神経毒性およびROS(反応性酸素分子種)生成に与えるコレステロールバランスの影響は,この研究の中心である。コレステロール処理は,SH-SY5Y神経芽細胞腫においてPrP (106~126)誘導神経細胞死およびROS生成を阻害した。加えて,PrP (106~126)が仲介するp53,p-p38とp-ERKの増加およびBcl-2の低下は,コレステロール処理により抑制された。これら結果は,細胞コレステロール濃縮がPrP (106~126)仲介酸化ストレスと神経毒性の重要なレギュレーターであることを示す。これら合わせた結果は,細胞コレステロールの調節がプリオンペプチドにより生じる神経細胞死を抑制することを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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生物学的機能  ,  神経系の疾患 
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