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J-GLOBAL ID：201002240887378626   整理番号：10A0390503

信頼およびエネルギーシステムの変換

Trust and the transformation of energy systems

著者 (1件)： RAYNER Steve (James Martin Inst. for Sci. and Civilization, Said Business School, Park End Street, Oxford, OX1 1HP, GBR)
資料名： Energy Policy  (Energy Policy)
巻： 38  号： 6  ページ： 2617-2623  発行年： 2010年06月 
JST資料番号： H0246B  ISSN： 0301-4215  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 筆者は,エネルギーおよび環境政策の研究分野における25年の個人的な経験を基にして,脱炭素エネルギーシステムの課題における信頼の多様な概念と役割に注目した。本論文では3種の問題,科学に対する公共の信頼,技術選択を行う場合の制度的信頼,および高信頼社会は低信頼を示す社会よりも持続可能性が高いという考え方に焦点を当てた。信頼は技術選択の公共受容性を理解する上で重要な概念ではあるが,信頼は取扱うべき一連の相関概念の一つに過ぎず,この一連の相関概念の中には責任,同意および公明も含まれる。さらに,競合する制度的世界観の間に存在する理性的な不信は社会経済的ならびに技術的な開発における社会資本の役割を理解するのに重要と考えられる。このようにして,信頼の概念は一つの混成語になってきており,持続可能なエネルギーシステムに関する広範囲の考えや条件を持っている。本論文では結論として意思決定者のために強調点を3点示した。第1に問題はエネルギーシステムであり,特定の発電技術ではないことである。第2に,エネルギーシステムは技術的なシステムであると同様に,社会的システムとして認識すべきことである。第3に,システムは持続可能であるために,最小レベルの多様な工学技術および社会的関係者の組込みを必要とすることである。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *エネルギーシステム ,  変換 ,  持続可能な開発 ,  信用 ,  パブリックアクセプタンス ,  社会感情 ,  社会システム ,  概念 ,  地球温暖化 ,  抑制
準シソーラス用語： 信頼

分類 (1件)： エネルギーに関する技術・経済問題  (LA01050V)

タイトルに関連する用語 (2件)： 信頼 ,  エネルギーシステム