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J-GLOBAL ID：201002240903571660   整理番号：10A0872359

ヒト免疫グロブリンGの検出のための抗原応答性ヒドロゲルのセンシング回折格子

Sensing Diffraction Gratings of Antigen-Responsive Hydrogel for Human Immunoglobulin-G Detection

著者 (3件)： YE Gang (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  YANG Canqiang (Tsinghua Univ., Beijing, CHN) ,  WANG Xiaogong (Tsinghua Univ., Beijing, CHN)
資料名： Macromolecular Rapid Communications  (Macromolecular Rapid Communications)
巻： 31  号： 15  ページ： 1332-1336  発行年： 2010年08月03日 
JST資料番号： D0314B  ISSN： 1022-1336  CODEN： MRCOE3  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ヒト免疫グロブリンGの(H-IgG)検出のための,抗原応答性ヒドロゲルの回折格子(DG)を開発した。このセンシング回折格子のコンセプトは,抗原-抗体対を架橋点として組み込んだ生物応答ヒドロゲルを用いるものである。そのためまずPDMSスタンプとインクとしての前駆体溶液を用いて微小接触印刷を通して,このDGを創製した。他方H-IgGとヤギ抗ヒト抗原(HA-IgG)をアクリル酸N-スクシンイミジルとカップリングさせて化学修飾し,これらをビニル単量体としてアクリルアミドと共重合させた。こうして得たドロゲル表面上にアゾ高分子膜の光誘起表面レリーフ格子を,ソフトリソグラフィー的複製させ目的の回折格子を製造した。そしてH-IgGの検出動作機構について報告した。ここでは抗原検出は,格子の回折効率変動を監視することで可能なことを示した。格子は,H-IgG検出用として高感度と特異性を示した。

シソーラス用語： *免疫グロブリンG ,  *ヒドロゲル ,  検出 ,  *バイオセンサ ,  *回折格子 ,  表面性状 ,  *化学修飾 ,  表面改質 ,  共重合体 ,  共重合 ,  *抗原抗体複合体 ,  高分子膜 ,  *リソグラフィー ,  パターン形成 ,  脂肪族カルボン酸 ,  カルボアミド ,  ビニル化合物 ,  不飽和カルボン酸
準シソーラス用語： ソフトリソグラフィー ,  表面レリーフ回折格子

分類 (2件)： 高分子担体・触媒反応  (CG03030W) ,  分析機器  (CC02020S)

物質索引 (2件)： アクリルアミド ,  アクリル酸スクシンイミジル

タイトルに関連する用語 (6件)： ヒト免疫グロブリンG ,  抗原 ,  応答性 ,  ヒドロゲル ,  センシング ,  回折格子