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J-GLOBAL ID:201002240956015271   整理番号:10A0018742

戦前期秋田営林局管内国有林のスギ択伐作業の実態-大開・仁鮒・岩川の3事業区における施業案の分析から-

著者 (2件):
資料名:
巻: 14  号:ページ: 55-64  発行年: 2009年11月30日 
JST資料番号: L3143A  ISSN: 1342-1336  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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秋田県における戦前期のスギ林の択伐作業について天然更新作業の方針,特に択伐跡地の更新技術を巡って関係者で大きな議論となっていた。本稿では,当時の施行案説明書を分析し,秋田営林局管内の国有林で択伐天然更新作業が戦前から戦後にかけてどの様に実施されたか,人工植栽の有無,ザツ混交林の誘導状況の林分に応じた対応など,主として3事業区の,大関,二鮒,岩川地区について分析,検討した。内容は,施行論争の概要,調査地の概要,3事業区それぞれにおける施行の昭和20年代を中心とする施行転換,変遷を辿る構成となっている。終わりにとして,以下4点の著者指摘を行った。即ち,何れの事業区でも1.伐採跡地の更新確保に施行方針の見直しあった事,2.大開事業区における,一切の人為的な跡地作業の廃止となった転換理由が見出せなかったこと,3.天然更新失敗に対する柔軟な対応も取られていた事実,4.収穫技術の面において天然更新失敗の反省にたった群状伐採方針の導入があった事。
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分類 (1件):
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伐木,造材 
引用文献 (17件):
  • 秋山智英 (1960) 国有林経営史論.410pp, 日本林業調査会, 東京.
  • 荒木武夫 (1980) 東日本国有林の造林 (日本の造林百年史. 林政総合協議会編, 日本林業調査会, 東京) 23-71.
  • 藤森隆郎 (2003) 新たな森林管理 持続可能な社会に向けて.428pp, 全国林業改良普及協会, 東京.
  • 畠山宏信・阿部順 (1981) 岩川のスギ択伐 (日本の択伐. 大金永治偏, 日本林業調査会, 東京), 79-100.
  • 早川正文 (1929) 近時の森林施業法に対する造林学的考察, 日本林学会誌 11(1): 57-58.
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