抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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当建物は地上9階地下1階,梁間方向1スパン,桁行方向1スパンの小規模でシンプルな形状となっている。敷地が狭小であることに加え,既存地下躯体を極力解体することなく計画を進めるという条件があった。主体構造はRC造の,柱型や梁型がなく将来の模様替えにフレキシブルに対応可能である,ボイドラーメン構造を採用した。外郭を構成する構造部材は,サッシ枠と支持材に合わせて菱形格子とするとともに,支持構造と言う機能だけでなく構造システムの美しさと力強さの造形の表現をテーマとし,構造部材の断面が建物の顔としてのファサードの機能性を持たせる事を考慮した。水平荷重時応力に対しては,壁柱およびボイドスラブによる中空梁を線形要素でモデル化することにより解析を行った。