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J-GLOBAL ID：201002241062141620   整理番号：10A0204132

カリフォルニアの高塩水湖ソルトン湖における酸素欠乏堆積物中の環境勾配に対して古細菌と細菌集団は異なった応答をする

Archaeal and Bacterial Communities Respond Differently to Environmental Gradients in Anoxic Sediments of a California Hypersaline Lake, the Salton Sea

著者 (5件)： SWAN Brandon K. (Univ. California, California) ,  EHRHARDT Christopher J. (Univ. California, California) ,  REIFEL Kristen M. (Univ. Southern California, California) ,  MORENO Lilliana I. (Florida International Univ., Florida) ,  VALENTINE David L. (Univ. California, California)
資料名： Applied and Environmental Microbiology  (Applied and Environmental Microbiology)
巻： 76  号： 3  ページ： 757-768  発行年： 2010年02月 
JST資料番号： A0427A  ISSN： 0099-2240  CODEN： AEMIDF  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： ソルトン湖北部の水深14m湖底の堆積物をEkmanボックスコア採取器で採取し,平均長35cmのコア堆積物を得,押し出して1cmごとのサンプルについて細菌,古細菌,Crenarchaeota集団構造,多様性を16S rRNA,T-RFLPによって調べた。すべての深さで古細菌が優勢で,環境条件勾配の影響が小さかった。Crenarchaeotaの頻度は0.4~22%で低かったが炭素含量の低いほど,塩分濃度の高いほど高かった。塩分濃度の古細菌集団に与える影響は小さかった。深さ0~1cmではEuryarchaeotaが多く(96.7%),22~23cm,32~33cmではEuryarchaeotaとCrenarchaeotaの頻度の差は小さくなった。海洋性古細菌グループは高塩濃度(5~11.3w/vol%)に耐え嫌気性で生存することを示していた。ソルトン湖の高塩濃度,低炭素状態で中温性,嫌気性古細菌が増殖,生存することを示していた。

シソーラス用語： カリフォルニア州 ,  湖沼 ,  *湖沼堆積物 ,  酸素欠乏 ,  *古細菌 ,  高温菌 ,  *細菌 ,  *ミクロフローラ ,  rRNA ,  RFLP ,  微生物検査 ,  生息環境 ,  生物多様性 ,  系統発生 ,  系統樹
準シソーラス用語： 塩水湖 ,  Crenarchaeota ,  16S rRNA ,  T-RFLP ,  Euryarchaeota

分類 (1件)： 微生物の生態  (EG03040J)

タイトルに関連する用語 (9件)： カリフォルニア ,  塩水湖 ,  湖 ,  酸素欠乏 ,  堆積物 ,  環境勾配 ,  古細菌 ,  細菌集団 ,  応答