抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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ビデオカメラにおいて,撮影中のズーム機能は重要な機能の一つである。しかしながら高倍率ズームを使用する場合,撮影者の意図しない手振れが顕著となる。また高い倍率を得たい場合,光学ズームに合わせて電子ズームが用いられると,拡大画像にボケが生じる。今回我々はこれらの課題を解決することを目的とし,新しい動画処理技術として,手振れ補正と超解像電子ズームを統合的に処理する方式を提案する。提案方式の主な利点は,動画の手振れ補正と超解像ズームを統一した枠組みの中で扱うことができる点にある。これにより,1回の動き検出処理で手振れ補正と超解像ズームの両方の処理を行うことができる。実験を通して提案方式により,安定した手振れ補正を行いながら,かつバイキュービック補間などを用いた電子ズーム方式よりも高い解像度のズーム画像が得られることを確認している。(著者抄録)