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J-GLOBAL ID：201002241102063236   整理番号：10A1615177

高損失チャネルを伝搬するもつれた2つのガウスビームのロバスト性

Robustness of bipartite Gaussian entangled beams propagating in lossy channels

著者 (8件)： BARBOSA F. A. S. (Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  COELHO A. S. (Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  DE FARIA A. J. (Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  NUSSENZVEIG P. (Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  MARTINELLI M. (Universidade de Sao Paulo, SP, BRA) ,  CASSEMIRO K. N. (Max Planck Inst. for the Sci. of Light, Erlangen, DEU) ,  VILLAR A. S. (Max Planck Inst. for the Sci. of Light, Erlangen, DEU) ,  VILLAR A. S. (Univ. Erlangen-Nuremberg, Erlangen, DEU)
資料名： Nature Photonics  (Nature Photonics)
巻： 4  号： 12  ページ： 858-861  発行年： 2010年12月 
JST資料番号： W2212A  ISSN： 1749-4885  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 理解しがたい量子特性は,光通信に新しくエキサイティングな可能性をもたらす。例えば,量子もつれは,暗号鍵の安全な交換や,テレポーテーションによる量子情報の流通を可能にする。もつれた高輝度光ビームは,そのような目的を果たすためにますます魅力的になっている。なぜなら,十分確立した古典通信技術を利用できるからである。しかし,量子リソースは,壊れやすく,環境との相互作用によってデコヒーレンスが起こりやすい。通信チャネルで不可避の損失は,もつれの完全な破壊につながる可能性があるため,量子通信プロトコルへのこれらの状態の適用が制限される。我々は,2つの光ビームという最も単純なケースについてこの現象が起こる条件を調べ,損失に対してロバストな状態の特徴を分析している。我々の研究は,量子もつれの興味深い特性と,将来の応用に向けてのそれらの活用方法に新たな光を当てるものである。Copyright Nature Publishing Group 2010

シソーラス用語： 量子論 ,  *重合せ ,  *Gaussビーム ,  ロバスト性 ,  光伝搬 ,  *レーザビーム ,  光ポンピング ,  *量子もつれ

分類 (1件)： 量子光学一般  (BD04010X)

タイトルに関連する用語 (5件)： 損失 ,  チャネル ,  伝搬 ,  ガウスビーム ,  ロバスト性