抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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これまで,調相設備の運転において,基準電圧が維持できない場合,運転を中止して別命指令を出して電圧を維持していたが,運転者の負担が大きく,その改善が求められていた。ここでは,その改善策として,調相設備の制御方式を見直し,年間27断面の調相スケジュールを作成して,多断面化を行うとともに,給電制御所システムにより,調相スケジュールを保有し,調相量を自動で指令出力できるようにシステムの改造を実施し,別命指令の削減を図った。調相設備の制御方式とそのシステム構成を紹介し,実運用の実績値に基づき,別命回数削減状況を評価した結果について述べた。本削減策により,別命指令は50%近く削減された。