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J-GLOBAL ID：201002241245540744   整理番号：10A1127398

最新・ウミガメ学 定置網によるウミガメ混獲防止策の開発

Development of sea turtle bycatch mitigation measures for set nets

著者 (2件)： 阿部寧 (水産総合研究セ 遠洋水研) ,  塩出大輔 (東京海洋大 海洋科学)
資料名： 海洋と生物  (Aquabiology)
巻： 32  号： 5  ページ： 448-454  発行年： 2010年10月15日 
JST資料番号： S0220B  ISSN： 0285-4376  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 定置網によるウミガメの混獲を避けるため,混獲したウミガメを選択的に逃がすための新技術であるウミガメ脱出支援システムについて紹介する。現在までに,小型定置網や中層,底層定置網に入網したウミガメを網外に脱出させるため,ウミガメが扉を押し開けることで網外に脱出することができ,なおかつ脱出後は網内の魚の逃避を防ぐために扉が自動的に閉鎖するという手法を開発してきた。今後は,こうした手法をより規模が大きい大型定置網に適用することが望まれており,天井網の傾斜等の様々な工夫の研究が待たれているところである。

シソーラス用語： *ウミガメ科 ,  *定置網 ,  技術開発 ,  脱出装置 ,  選択 ,  戸 ,  閉鎖 ,  動物行動 ,  漁網
準シソーラス用語： *混獲防止 ,  脱出システム ,  支援システム ,  扉 ,  袋網

分類 (2件)： 漁労装置,漁具  (FH03040N) ,  魚類以外の水産動物  (FH02030V)

タイトルに関連する用語 (4件)： ウミガメ ,  定置網 ,  混獲防止 ,  開発