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J-GLOBAL ID:201002241278996875   整理番号:10A1151734

2E8は金属イオンに依存して高親和性Iドメインに結合する 活性化LFA1を選択的に狙う第二世代モノクローナル抗体

2E8 Binds to the High Affinity I-domain in a Metal Ion-dependent Manner A SECOND GENERATION MONOCLONAL ANTIBODY SELECTIVELY TARGETING ACTIVATED LFA-1
著者 (14件):
資料名:
巻: 285  号: 43  ページ: 32860-32868  発行年: 2010年10月22日 
JST資料番号: E0038A  ISSN: 0021-9258  CODEN: JBCHA3  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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免疫応答の調節に重要なLFA1のIドメインは,金属イオンに依存したリガンド結合により配座転移して高親和性型になり活性化するので,この活性化LFA1を狙った抗体による治療法を目指した。ジスルフィド結合でこの立体配座を固定した高親和性Iドメインを免疫し,特異的なモノクローナル抗体2E8を得た。表面プラズモン共鳴による結合の解析によれば,解離定数は197nMだった。2E8は金属イオンに依存して高親和性Iドメインに結合し,Mn2+をMg2+やCa2+に置換すると結合が弱くなった。高親和性IドメインとICAM1の結合はこの抗体により阻害された。FACSによれば,T細胞にある活性化LFA1を認識した。HUVECへのJY細胞の接着と凝集を2E8が抑制した。CD3抗体OKT3の刺激で起こるCD4+T細胞とCD8+T細胞の増殖を2E8は低下したが細胞傷害活性に変化なかった。したがって,モノクローナル抗体2E8は活性化LFA1特異的にT細胞の活性化を阻害するので,活性化LFA1の研究やT細胞の治療に使える可能性が示唆された。
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分類 (2件):
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抗原・抗体・補体の生産と応用  ,  免疫療法薬・血液製剤の基礎研究 

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