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J-GLOBAL ID:201002241282253470   整理番号:10A1031780

台湾及び日本の沖合のタチウオ魚から単離したアニサキスI型幼虫の分子同定

Molecular identification of Anisakis type I larvae isolated from hairtail fish off the coasts of Taiwan and Japan
著者 (6件):
資料名:
巻: 143  号:ページ: 161-165  発行年: 2010年10月15日 
JST資料番号: A0434C  ISSN: 0168-1605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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アニサキス線虫類は生または未調理魚類の消費を通して人獣共通病のアニサキス症をもたらす。ヒト疾病としばしば関連するこの寄生虫はアニサキスI型として分類され,これはアニサキス属の数種から構成される。この幼虫は原始的形式を示し,正確な種同定に必要な詳細な形態特性は不十分である。それゆえに,分子特性化はアニサキスI型幼虫の種決定及び重要な臨床的/疫学的情報の取得に必要である。この研究において,台湾及び日本の沖合で捕獲したタチウオ魚からアニサキスI型幼虫を単離した。リボソームDNA(rDNA)内部転写スペーサー(ITS)領域を配列化し,HinfI及びHhaIを用いて制限断片長多形(RFLP)解析を種同定のために実施した。台湾で捕獲したタチウオから単離した大部分の幼虫はAnisakis typica(84%)であったが,日本で捕獲したタチウオから単離したそれはほとんどA.simplex sensu stricto(65%)またはA.pegreffii(33%)として同定された。これは台湾から取得した魚類における最初のA.typicaである。これらの結果は台湾及び日本においてアニサキス症をもたらすアニサキスI型幼虫の疫学に光を当てた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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動物分類学 

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