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J-GLOBAL ID：201002241293274142   整理番号：10A0503326

TbAlO₃:Mn単結晶膜の成長およびルミネセンス特性

Growth and luminescent properties of TbAlO₃: Mn single-crystalline films

著者 (6件)： ZORENKO Yu. (Ivan Franko National Univ. Lviv, Lviv, UKR) ,  GORBENKO V. (Ivan Franko National Univ. Lviv, Lviv, UKR) ,  VOZNIAK T. (Ivan Franko National Univ. Lviv, Lviv, UKR) ,  BATENTSCHUK M. (Univ. Erlangen-Nuremberg, Erlangen, DEU) ,  OSVET A. (Univ. Erlangen-Nuremberg, Erlangen, DEU) ,  WINNACKER A. (Univ. Erlangen-Nuremberg, Erlangen, DEU)
資料名： Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science  (Physica Status Solidi. A. Applications and Materials Science)
巻： 207  号： 4  ページ： 967-973  発行年： 2010年04月 
JST資料番号： D0774A  ISSN： 1862-6300  CODEN： PSSABA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： ドイツ (DEU)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： アンドープのイットリウム・アルミニウム・ペロブスカイト(YAP)結晶から調製した基板上に,LPE法によりMnドープのテルビウム・アルミニウム・ペロブスカイト(TbAP)を成長させ,そのルミネセンス特性とエネルギー移動過程を調べた。0.01~1.1at%範囲でのMnイオンの濃度に依存し,TbAP:Mn単結晶膜には,Mn²⁺,Mn³⁺,さらにはMn⁵⁺状態が存在した。TbAPホスト中のMn²⁺イオンは,⁴T₁→⁶A₁放射遷移に由来するピーク572nmのオレンジのルミネセンスを有し,寿命は300Kで1.24msであった。TbAP:Mn単結晶膜ではまた,Tb³⁺イオンの5d-4f状態からMn²⁺イオン,およびMn²⁺イオンからTb³⁺イオンの4f状態へのカスケードエネルギー移動プロセスが存在した。この理由により,TbAP:MnにおけるMn²⁺の光ルミネセンス強度は,Tbアルミニウム・ガーネット:Mnに比較して4~5倍低かった。

シソーラス用語： *アルミン酸塩 ,  *テルビウム化合物 ,  ペロブスカイト型結晶 ,  イットリウム化合物 ,  *ドーピング ,  *マンガン ,  *単結晶 ,  蛍光体 ,  *光ルミネセンス ,  LPE成長 ,  エネルギー移動 ,  紫外可視吸収スペクトル ,  陰極線ルミネセンス
準シソーラス用語： YAP

分類 (2件)： 酸化物薄膜  (BK14050P) ,  無機化合物のルミネセンス  (BM08093J)

タイトルに関連する用語 (4件)： Mn ,  単結晶膜 ,  成長 ,  ルミネセンス