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J-GLOBAL ID:201002241326044032   整理番号:10A0005587

夏期の都市水塊近傍における人間の温熱快適性の評価

Evaluation of human thermal comfort near urban waterbody during summer
著者 (5件):
資料名:
巻: 45  号:ページ: 1072-1080  発行年: 2010年04月 
JST資料番号: C0858A  ISSN: 0360-1323  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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都市の水塊は景観,生態系および都市生活の人間の相互作用に重要な役割を果たしている。しかしながら,人間の快適性に対するその影響はこれまで殆ど評価されたことがない。2010年上海万国博の会議センターは黄浦江の沿岸に位置している。会議の期間中に25日以上,気温が35°Cを超えることが予想されている。万国博庭園における水塊近傍の沿岸地区環境の適切な計画と建設により,来訪者の快適性を向上させることが可能であろう。本研究では,現地計測により沿岸地区の気温と湿度に対する水塊,植生および風況の影響を分析し,夏の暑い日における上海,黄興公園の杭州湖の沿岸地区の熱指数を計算した。次いで,上海万国博庭園に用いる沿岸地区における人間の快適性を評価する指標を設定した。この指標を上海の魯迅公園の人工湖で試験し,その有効性を実証した。その結果,暑い夏の日の高温時間帯において,水塊は沿岸地区における人間の快適性を効果的に向上できることが示された。水の縁から10~20mの区域は温熱快適性を最も向上させることを示している。沿岸地区における適切な景観設計は相乗効果を有し,さらに人間の快適性に対する水塊の効果を向上させる。本研究のデータは2010年上海万国博の庭園における水塊近傍の沿岸地区の設計に対する科学的指針を提供するものである。Copyright 2009 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (1件):
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建築環境一般 

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