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J-GLOBAL ID:201002241372804858   整理番号:10A0952324

病原体及び毒素の迅速スクリーニングのための細胞基礎バイオセンサ

Cell-based biosensor for rapid screening of pathogens and toxins
著者 (3件):
資料名:
巻: 26  号:ページ: 99-106  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: D0173C  ISSN: 0956-5663  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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食品防御及び食品安全性での応用のために哺乳類細胞基礎バイオセンサを開発し,検証した。各種試料を取り扱えるバイオセンサの3種類プロトタイプを開発し,食品及び飲料で試験した。検出素子は三次元足場内のコラーゲンマトリックス内にカプセル封じしたBリンパ球Ped-2E9細胞株である。このバイオセンサのユニーク性は哺乳類細胞と相互作用する検体を検出し,非病原体から病原体と非活性毒素から活性型を識別でき,物質に関連するリスクを正確に評価することである。このセンサは広い範囲の細菌病原体;リステリア菌,腸毒素産生性桿菌属,Vibrio,球菌属及びSerratiaと毒素;黄色ぶどう球菌由来のα-ヘモリジン,Welch菌由来のホスホリパーゼC,イソギンチャク類Stoichactis helianthus由来のサイトリジン,リステリア菌由来のリステリオリジンO及び桿菌属由来のエンテロトキシンに対する陽信号を与える。毒素に対する2時間での検出限界は10~40ngであり,モデル細菌病原体リステリア菌に対しては同一属又は共通バックグラウンドミクロフローラの高濃度非病原体種混合物の存在下でも4~6時間で103~104CFU/mlであった。本センサは反応食品及び飲料を用い,インスタント肉及び米から102~104の低い初期濃度でリステリア菌及びセレウス菌を米,乳汁及び水試料からナノグラム量で活性毒素を検出した。全3種類プロトタイプは飲料で良好に実行し,デバイスII及びIIIが特別な食品を試験するのに適していた。本結果は食品防御及び食品安全性での応用のための多病原体又は毒素の迅速検出に本バイオセンサが応用できる有望な証拠を提示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (3件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
生化学的分析法  ,  細胞生理一般  ,  食品の汚染 

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