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J-GLOBAL ID：201002241394987883   整理番号：10A0251235

DMPC/グラミシジン二分子層の配向膜に対する電場の影響

Influence of an Electric Field on Oriented Films of DMPC/Gramicidin Bilayers: A Circular Dichroism Study

著者 (6件)： FICHE J. B. (Univ. Guelph, Ontario, CAN) ,  LAREDO T. (Univ. Guelph, Ontario, CAN) ,  TANCHAK O. (Univ. Guelph, Ontario, CAN) ,  LIPKOWSKI J. (Univ. Guelph, Ontario, CAN) ,  DUTCHER J. R. (Univ. Guelph, Ontario, CAN) ,  YADA R. Y. (Univ. Guelph, Ontario, CAN)
資料名： Langmuir  (Langmuir)
巻： 26  号： 2  ページ： 1057-1066  発行年： 2010年01月19日 
JST資料番号： A0231B  ISSN： 0743-7463  CODEN： LANGD5  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： グラミシジンおよびジミリストイルホスファチジルコリン(DMPC)混合物を含む二分子層配向膜を10nmの厚みの金の層で覆われた溶融シリカウィンドウ上に付着させた。膜を横切って電場を印加し,二分子層の構造および一貫性に対する電場の影響を研究した。金電極に印加した電圧の関数として,電気化学測定,エリプソメトリーおよび遠紫外円偏光二色性(CD)により二分子層の性質を調べた。電圧が~+300から-150mVの範囲では二分子層配向膜は安定で,グラミシジン分子のCDスペクトルには変化が見られなかった。より負の電圧を印加すると,エリプソメトリーにより膜厚および水含有量の増加が測定され,膜が膨潤して水を含み膜中のグラミシジン分子のCDスペクトルに変化をもたらす。この変化は,膨潤によって膜中のグラミシジン分子の秩序性の低下による平均分子配向が変化するためと解釈した。

シソーラス用語： *ペプチド系抗生物質 ,  *二分子層 ,  *薄膜 ,  *円偏光二色性 ,  膨潤 ,  *分子配向 ,  脂肪族アミン ,  脂肪族アルコール ,  脂肪族カルボン酸 ,  無機酸エステル ,  第四アンモニウム ,  カルボン酸エステル ,  アミノアルコール ,  ポリオール
準シソーラス用語： *エリプソメトリー ,  *グラミシジン ,  金薄膜 ,  *配向膜 ,  溶融シリカ

分類 (4件)： 有機化合物の薄膜  (BK14070L) ,  蛋白質・ペプチド一般  (EB03010N) ,  脂質一般  (EB05010B) ,  界面化学一般  (CB12010J)

物質索引 (1件)： ジミリストイルホスファチジルコリン

タイトルに関連する用語 (5件)： DMPC ,  グラミシジン ,  二分子層 ,  配向膜 ,  電場