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J-GLOBAL ID:201002241403792330   整理番号:10A0703109

水系CTAB/NaNO3ミミズ状ミセルの平衡構造,熱力学およびレオロジーの系統的研究

A systematic study of equilibrium structure, thermodynamics, and rheology of aqueous CTAB/NaNO3 wormlike micelles
著者 (4件):
資料名:
巻: 349  号:ページ: 1-12  発行年: 2010年09月01日 
JST資料番号: C0279A  ISSN: 0021-9797  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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直線形ミセルが観測される相図の希薄領域および半希薄領域全体にわたってCTAB濃度,NaNO3濃度および温度の関数としての水溶液中のセチルトリメチルアンモニウムブロミド(CTAB)および硝酸ナトリウム(NaNO3)で構成されるミミズ状ミセル(WLM)の自己集合の系統的な研究を報告した。等温滴定熱量測定法,レオメトリー,流動複屈折性,低温透過型電子顕微鏡(cryo-TEM)および小角中性子散乱(SANS)を用いる測定を組合せてCTAB/NaNO3ミセルの構造,熱力学およびレオロジーを完全にキャラクタリゼーションすることができた。NaNO3を添加するとミセル化エンタルピーならびにミセル開裂エネルギーが増加し,WLMが伸長し,成長する結果となることが見いだされた。レオロジーから求めた開裂エネルギーとITCから求めたミセル化のエンタルピーとの間の量的な一致を見いだした。レオロジーから求めた輪郭長さとSANSから求めた輪郭長さについても同じであった。cryo-TEMおよびSANSによって確認したところ,一定のNaNO3とCTABとのモル比において溶液レオロジーは通常,重合体溶液中で見いだされる希薄,半希薄重複,半希薄もつれ合い領域と矛盾しないスケール性を示した。これらのスケール性領域間の転移はSANSによって特定される構造転移と同時であった。これらの結果は,イオンWLMについての理論の根底にある,構造パラメータとレオロジー挙動との間の関係の正しさを示した。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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ミセル  ,  液-液界面 
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