抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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分娩後5日までの初乳・移行乳を発酵調整して「発酵初乳」とし,乳を保存,離乳時まで子牛に給与する技術は1980年代前半に検討されていた。現在では一部の酪農家がこの発酵調整法を利用している状況にある。一般の酪農家や肉用子牛飼育農家は大部分が市販の代用乳を利用している。一方,今後飲用乳消費量の減少に伴い,酪農家による全乳哺育の増加が予想され,初乳に限らず余剰乳を発酵調整し給与する技術が注目されると予想される。ここでは,余剰乳を活用した哺乳子牛へのヨーグルト給与について紹介した。最初に発酵乳の調整方法,その保存性について,次に子牛に対する効果,代用乳との比較糖について述べた。