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J-GLOBAL ID:201002241478072104   整理番号:10A1039569

インシュリンと共に分泌されるZn(II)イオンは単量体インシュリンに本来備わっているアミロイド生成特性を抑制している

Zn(II) ions co-secreted with insulin suppress inherent amyloidogenic properties of monomeric insulin
著者 (5件):
資料名:
巻: 430  号:ページ: 511-518  発行年: 2010年09月15日 
JST資料番号: B0205A  ISSN: 0264-6021  CODEN: BIJOAK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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インシュリンは本来アミロイド生成ペプチドで,in vitroでアミロイド線維を形成する。分泌顆粒では,インシュリンはZn(II)と共に稠密に寄り集まって,Zn2インシュリン66量体の結晶として存在した。Zn2インシュリン66量体は,小胞の浸透圧を安定させ,ペプチドが線維化するのを阻害する。しかし,膵臓のβ細胞から放出後,インシュリンは活性単量体に分離し生理的pHでも線維化することがある。生理的pHでZn(II)は,水溶性のZn(II)-インシュリン複合体を形成することで単量体のインシュリンが線維化するのを阻害した。Zn(II)の阻害効果はpH7.3で非常に強く,pH5.5では次第に弱くなったので,複合体形成でのヒスチジン残基の関与が示唆された。これらの結果から,Zn(II)イオンは放出部位および循環系でのインシュリンの線維化を阻害していることが示された。
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分類 (1件):
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すい臓ホルモン 

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