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J-GLOBAL ID:201002241493398466   整理番号:10A0760748

摩擦撹拌溶接したマグネシウム合金の引張特性:ピン工具ねじ方向と溶接ピッチの影響

Tensile properties of a friction stir welded magnesium alloy: Effect of pin tool thread orientation and weld pitch
著者 (4件):
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巻: 527  号: 21-22  ページ: 6064-6075  発行年: 2010年08月20日 
JST資料番号: D0589B  ISSN: 0921-5093  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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摩擦撹拌溶接した(FSWed)AZ31B-H24マグネシウム合金のミクロ組織,引張特性及び歪硬化挙動を種々の溶接速度,回転速度及びピン工具ねじ方向で研究した。摩擦撹拌溶接(FSW)後,耐力(YS)及び最大抗張力(UTS)の両方共に減少する事を観察した。しかし,歪硬化指数は,撹拌部(SZ)及び熱・機械影響部(TMAZ)では再結晶粒が存在するため,より高くなった。時計方向に回転する左ねじピン工具は,ピン表面近傍での下向きの材料流れにより,良好なFSWed溶接部と機械的特性を生み出した。一方,時計方向回転でも右ねじピン工具の場合は,材料の流れが上向きになり,不良溶接となった。溶接速度を増加させると,YS及びUTSが増加し,歪硬化指数は減少した。粒径の関数としてのYSはHall-Petchの関係によく従った。また,YSは回転速度の減少と共に増加した。YSとUTSは共に,溶接ピッチ(溶接速度と回転速度の比)の増加と共に線型に増加した。0.0039から0.24mm/回転という溶接ピッチの場合のYS(約110MPa)と比較すると,1.2mm/回転という高い溶接ピッチでは,約170MPaというかなり高いYSが達成された。すべてのFSWedのAZ31B-H24溶接部はSZとTMAZの間で破断した。ベース金属にはディンプルのような延性破壊の特徴が見られたが,FSWed試料では,ディンプル及びリバーマークと共にいくらかのへき開のような平滑なファセットが観察された。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
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溶接部  ,  機械的性質 

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