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J-GLOBAL ID：201002241568777573   整理番号：10A0469406

二酸化炭素施与が冬期開花のバラの生産性および形質に及ぼす影響

著者 (5件)： 梶原真二 (広島県総技研 農技セ) ,  島地英夫 (花き研) ,  石倉聡 (広島県総技研 農技セ) ,  原田秀人 (広島県総技研 農技セ) ,  福島啓吾 (広島県総技研 農技セ)
資料名： 近畿中国四国農業研究  (Kinki Chugoku Shikoku Agricultural Research)
号： 16  ページ： 37-41  発行年： 2010年03月30日 
JST資料番号： S0040B  ISSN： 1347-6238  CODEN： KCSNAH  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： バラの切り花生産では葉を数多くつけた折り曲げ枝を持つアーチング仕立て法やハイラック仕立て法などが広く普及してきた。バラ栽培は養液栽培が多いが近年加温用燃料費の高騰や切り花単価下落で生産性向上技術が求められている。イチゴでは冬期生産性向上を目的に二酸化炭素施与が行なわれているが,バラの養液栽培で,加温機の排気ガスに由来する二酸化炭素をセラミックス吸収材により吸収と放出を行い,冬期の温室内への積極的な二酸化炭素施与が切り花の生産性と形質に及ぼす影響を検討した。その結果,収穫開始の2カ月以降の切り花本数は有意に大きくなり,花長と花重も大きくなり形質が向上した。

シソーラス用語： *バラ ,  切花 ,  栽培管理 ,  養液栽培 ,  *生産性向上 ,  *二酸化炭素 ,  排ガス ,  セラミック ,  ガス吸収 ,  ガス放出 ,  温室栽培 ,  花 ,  *形態形成 ,  冬 ,  開花 ,  収穫期
準シソーラス用語： アーチング仕立て ,  セラミック吸収材 ,  ハイラック仕立て ,  花重 ,  花長 ,  切花本数 ,  *二酸化炭素施与

分類 (1件)： 花き・花木  (FC03044O)

引用文献 (21件)：

• Azcón-Bieto, J.: Plant. Physiol., 73, 681-686, 1983.
• Enoch, H. Z., N. Zieslin, Y. Biran, A. H. Halevy, M. Schwarz, B. Kesler and D. Shimsi: Acta Hortic., 32, 97-117, 1973.
• Hand, D. W. and K. E. Cockshull: Acta Hortic., 51, 243-252, 1975a.
• Hand, D. W. and K. E. Cockshull: J. Hort. Sci., 50, 183-192, 1975b.
• Idso, S. B. and B. A. Kimball: Plant Physiol., 96, 990-992, 1991.

タイトルに関連する用語 (4件)： 二酸化炭素 ,  開花 ,  バラ ,  形質