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J-GLOBAL ID:201002241605520626   整理番号:10A0254298

細胞シート工学で作製したin vitro3次元組織の前血管化

Pre-vascularization of in vitro three-dimensional tissues created by cell sheet engineering
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巻: 31  号: 14  ページ: 3903-3909  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: C0964B  ISSN: 0142-9612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: イギリス (GBR)  言語: 英語 (EN)
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血管ネットワークの再建は3次元(3D)組織工学のための一般的な作業である。3次元層状組織を,細胞シートの積層で作製し,組織内での内皮細胞(EC)の共培養は,in vitroでの前血管ネットワーク形成を誘導して,移植後のin vivo新規血管化を促進することを見いだした。本研究では,前血管ネットワーク形成に対する組織製造プロセスの効果を明らかにするために,ヒト由来ECをいくつかの異なる方法で層化組織に導入し,3D組織の種々の位置でのECの挙動を互いに比較した。ヒト臍帯静脈内皮細胞(HUVEC),正常ヒト皮膚線維芽細胞(NHDF)およびそれらの混合物を,低温(<20°C)で温度応答性培養皿から無傷の細胞シートとして採取した。1つの単一培養ECシートを異なる順序で2つのNHDFシートに重ね,3つの共培養細胞シートを細胞シート収集デバイスで層化させた。形態学的解析で,HUVECから成る前血管ネットワークがすべての3重層構築物で形成されていることが明らかとなった。共焦点顕微鏡観察は,前血管ネットワークが天然毛細血管のような管構造を形成していることを示した。これらのデータは3D組織での初代EC位置決めが,血管形成に重要かもしれないことを示す。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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