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J-GLOBAL ID：201002241696979855   整理番号：10A0225478

剛体のロッキングの減衰に対する底面形状の影響

Effect of Base Shape on Damping of Rocking of Rigid Body

著者 (5件)： 井上喜雄 (高知工科大 システム工学群) ,  芝田京子 (高知工科大 システム工学群) ,  今西望 (高知工科大 大学院工学研究科) ,  佐藤品朋 (SKK) ,  山崎喜彦 (高知工科大 大学院工学研究科)
資料名： 日本機械学会論文集 C編  (Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers. Series C)
巻： 76  号： 762  ページ： 259-266  発行年： 2010年02月25日 
JST資料番号： F0045B  ISSN： 0387-5024  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 剛体のロッキングには,重力による復元力と塑性衝突による減衰力が存在し,ばねやダンパを用いなくても,ばね・質量・減衰系を構成することが可能であるため,それを安価で簡単な水平方向の動吸振器として利用することを考え,ロッキングの固有振動数や減衰比を自由に設定するための方法として,剛体の底面を多角形にすることを提案した。その設計法を確立するための第一歩として,本研究では,減衰比の設計法に着目し,その評価が比較的容易な,底面形状が平面に近い多角形の場合について理論的な検討を行い,減衰比の計算式を導出すつとともに,実験により提案した方法が妥当であることを示した。(著者抄録)

シソーラス用語： *振動 ,  剛体 ,  ダンパ ,  底面 ,  *形状効果 ,  自由振動 ,  衝撃 ,  非線形振動 ,  *減衰
準シソーラス用語： *ロッキング ,  動吸振器

分類 (1件)： 緩衝器,ばね  (QB01110U)

引用文献 (6件)：

• 1) DEN HARTOG J. P. Mechanical Vibrations. MaGraw-Hill. (1956) vol.87,
• 2) YASUDA K. Vibration Supression by an Elastic Impact Damper. Transactions of the Japan Society of Mechanical Engineers, Series C. (2003) vol.69, no.686, p.2248-2255.
• 3) 佐藤 喜一. ほか. 角柱のロッキング(躍動)の減衰について. 日本機械学會論文集. The Japan Society of Mechanical Engineers. (1955) vol.21, no.111, p.859-863. https://jlc.jst.go.jp/DN/JALC/00372712518?from=CiNii, doi:10.1299/kikai1938.21.859
• 4) 鄭 寓溶. ほか. 剛体ブロック形構造物のロッキング振動に関する基礎的研究. 日本機械学會論文集. C編. 日本機械学会. (1996) vol.62, no.603, p.4139-4146.
• 5) 鄭 萬溶. ほか. 滑りを伴う剛体ブロックのロッキング振動に関する研究 : 二次元正弦波励振の場合. 日本機械学會論文集. C編. 日本機械学会. (2000) vol.66, no.648, p.2540-2548.

タイトルに関連する用語 (4件)： 剛体 ,  ロッキング ,  減衰 ,  面形状