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J-GLOBAL ID:201002241823747470   整理番号:10A0903745

溶媒分離イオン対相互変換に対する接触イオン対を検知するAOT逆ミセル中ローダミン3Bの電子励起状態挙動

Electronic Excited-State Behavior of Rhodamine 3B in AOT Reverse Micelles Sensing Contact Ion Pair to Solvent Separated Ion Pair Interconversion
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資料名:
巻: 114  号: 32  ページ: 10417-10426  発行年: 2010年08月19日 
JST資料番号: W0921A  ISSN: 1520-6106  CODEN: JPCBFK  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: アメリカ合衆国 (USA)  言語: 英語 (EN)
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両親媒性エーロジルAOTはイソオクタン中水の逆ミセルナノ凝集体RMにおいて,接触イオン対CIPまたは溶媒(水)分離イオン対SSIPのいずれかとしてカチオン蛍光プローブ染料のローダミン3B(R3B)とイオン対を形成する。RMは準球状ナノ凝集体によって実質構成され,そこでは両親媒性層によって被覆され水が共存する。ナノ凝集体に含まれる水量を増すこのような水のカプセル封じに生じる全体のサイズ増加に係わっている。基底状態AOT-R3B+イオン対の平衡と同様に凝集体サイズ[S]を決定する水[H2O]の両親媒性に対するモル比である逆ミセルパラメータw0=[H2O]/[S]が増すと,R3B電子励起状態の動力学はSSIPに向けてAOT-R3B+の進行性水和を示す。R3Bイオン対の見かけの限定水和定数2.8±0.2はAOT極性頭基あたり1~3水分子と因果関係をもってAOTの完全水和に対応する。w0=0.2での過渡的緩和は550nmでの375±15ps減衰でもって588nmでの対応する立上りに同調するw0=7.2での115±15psに減少する。高いw0で,水誘起動力学は一層高速になる。寿命は固有無放射減衰過程を阻害するCIPの存在により一層小さなw0を有するRMで一層長くなる。無放射減衰過程では,対照的にSSIPの存在により一層高いw0で減衰時間を短縮する。対の電子励起状態の性質はAOT逆ミセルナノ凝集体の界面領域の取巻く環境中で粘度と局所極性に感受性がある。
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分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
ミセル  ,  有機化合物のルミネセンス 

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