文献
J-GLOBAL ID:201002241828710214   整理番号:10A0494639

反応誘発結晶化により調製したポリ(2,5-ベンゾイミダゾール)ナノファイバー

Poly(2,5-benzimidazole) nanofibers prepared by reaction-induced crystallization
著者 (6件):
資料名:
巻: 42  号:ページ: 375-382  発行年: 2010年05月 
JST資料番号: F0612A  ISSN: 0032-3896  CODEN: POLJB8  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
ナノファイバーを調製するための重合過程で起きるオリゴマの反応誘発相分離によりポリ(2,5-ベンゾイミダゾール)(PBI)のモルフォロジーがどのように支配されるかについて検討した。3種類の単量体,3,4-ジアミノ安息香酸(DABA),3,4-ジアセトアミド安息香酸(DAcBA)および3,4-ジアミノ安息香酸フェニル(PDAB)を使用してPBIを合成した。重合はジベンジルトルエンの異性体混合物中において350°Cで行った。DABAの重合においては表面に板状結晶が付着した球状物が生成した。DAcBAを重合させた場合には,DAcBAオリゴマの溶解度が高いために析出物はほとんど生成しなかった。対照的に,PDABを重合させると不織布に類似したPBIナノファイバー(その平均直径は~60nmであった)の凝集体が生成した。これらのファイバーは,(2,5-ベンゾイミダゾール)オリゴマの析出とそれに続く重合による結晶構造の成長によって生成したものである。単量体の構造は生成物であるPBIのモルフォロジーに大きく影響し,PBIナノファイバーを調製するためにはPDABが適していた。N2中でこれらのナノファイバーから重量が10%減少するのは634~644°Cの範囲であり,熱安定性は優れていた。(翻訳著者抄録)
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (1件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
高分子固体の構造と形態学 
物質索引 (3件):
物質索引
文献のテーマを表す化学物質のキーワードです
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る