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J-GLOBAL ID：201002241833173669   整理番号：10A0720287

ピルビン酸デヒドロゲナーゼキナーゼ1はINS-1 832/13クローンβ細胞においてミトコンドリア代謝とインスリン分泌を調節する

Pyruvate dehydrogenase kinase 1 controls mitochondrial metabolism and insulin secretion in INS-1 832/13 clonal β-cells

著者 (10件)： KRUS Ulrika (Malmoe Univ. Hospital, Malmoe, SWE) ,  KOTOVA Olga (Malmoe Univ. Hospital, Malmoe, SWE) ,  SPEGEL Peter (Malmoe Univ. Hospital, Malmoe, SWE) ,  HALLGARD Elna (Malmoe Univ. Hospital, Malmoe, SWE) ,  SHAROYKO Vladimir V. (Malmoe Univ. Hospital, Malmoe, SWE) ,  VEDIN Anna (Malmoe Univ. Hospital, Malmoe, SWE) ,  MORITZ Thomas (Swedish Univ. Agricultural Sci., Umea, SWE) ,  SUGDEN Mary C. (Queen Mary Univ. London, London, GBR) ,  KOECK Thomas (Malmoe Univ. Hospital, Malmoe, SWE) ,  MULDER Hindrik (Malmoe Univ. Hospital, Malmoe, SWE)
資料名： Biochemical Journal  (Biochemical Journal)
巻： 429  号： 1  ページ： 205-213  発行年： 2010年07月01日 
JST資料番号： B0205A  ISSN： 0264-6021  CODEN： BIJOAK  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 培養膵臓β細胞において,ピルビン酸デヒドロゲナーゼ(PDH)の負の調節因子であるPDHキナーゼ1(PDK1)をRNAiノックダウンし,代謝およびインスリン分泌におけるPDK1の役割を調べた。PDK1ノックダウン細胞では,PDH活性,グルコースに刺激された細胞性酸素消費およびピルビン酸に刺激されたミトコンドリア性酸素消費のいずれもが増加し,TCA回路中間体のリンゴ酸,フマル酸およびα-ケトグルタル酸量が増加した。グルコース刺激されたインスリン分泌も増加していたが,PDHをバイパスすることが知られるロイシンやジメチルコハク酸に刺激されたインスリン分泌には影響が無かった。PDK1はβ細胞における重要なPDHの調節因子であり,その働きにより効率的な代謝およびインスリン分泌が調節されると結論付けた。

シソーラス用語： 腫瘍細胞 ,  培養細胞 ,  *ピルビン酸デヒドロゲナーゼ ,  セリン/トレオニンキナーゼ ,  酵素調節 ,  *クエン酸サイクル ,  代謝産物 ,  内分泌 ,  ホルモン調節 ,  *インスリン
準シソーラス用語： *インシュリン ,  INS-1細胞 ,  ピルビン酸デヒドロゲナーゼキナーゼ1

分類 (1件)： すい臓ホルモン  (EB08020H)

タイトルに関連する用語 (8件)： ピルビン酸デヒドロゲナーゼキナーゼ ,  INS ,  クローン ,  β細胞 ,  ミトコンドリア ,  代謝 ,  インスリン分泌 ,  調節