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J-GLOBAL ID:201002241837738318   整理番号:10A0582752

ナノスケールのFe/Ni粒子を用いるペンタクロロフェノールの脱塩素: ナノ-Niの役割とそのサイズ効果

Dechlorination of pentachlorophenol using nanoscale Fe/Ni particles: Role of nano-Ni and its size effect
著者 (8件):
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巻: 180  号: 1-3  ページ: 79-85  発行年: 2010年08月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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ペンタクロロフェノール(PCP)の脱塩素を様々なサイズのナノ-Ni粒子(30,50,80,100nm)と共にナノ-Feを用いて検討した。その結果は,ナノ-Ni粒子がPCPの脱塩素を改善することを示唆した。X線回折(XRD)分析の結果は,ナノ-Ni粒子が脱塩素の触媒として役立っていることを示唆した。ナノ-Ni粒子サイズが減少するにともないPCPの変形と塩化物放出は増大した。フェノール,2-クロロフェノール(2CP),3-CP,4-CPなどの中間産物の蓄積はPCP脱塩素の反応経路のもっともらしい変化を示唆した。XRD分析でFeの腐食生成物が検出された。ナノ-Ni粒子がない系では腐食生成物はレピドクロサイト(鱗鉄鉱)(γ-FeOOH)と磁鉄鉱(Fe3O4)及び/あるいはマグヘマイト(磁赤鉄鉱)(Fe2O3)であったが,ナノ-Ni粒子共存下では腐食生成物は依然磁鉄鉱/マグヘマイトであったが,レピドクロサイトは存在しなかった。ナノ-Ni粒子のサイズがFeの腐食生成物の結晶化に影響したと考えられるが,腐食生成物の化学種分布には影響しなかった。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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環境汚染一般  ,  農薬  ,  下水,廃水の化学的処理  ,  分解反応 
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