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J-GLOBAL ID:201002241860016109   整理番号:10A0061237

タイセイヨウサケ(Salmo salar)筋肉前駆細胞はin vitroで骨芽細胞に分化する:多価不飽和脂肪酸及び温熱療法は遺伝子発現及び分化に影響を与える

Atlantic salmon (Salmo salar) muscle precursor cells differentiate into osteoblasts in vitro: Polyunsaturated fatty acids and hyperthermia influence gene expression and differentiation
著者 (8件):
資料名:
巻: 1801  号:ページ: 127-137  発行年: 2010年02月 
JST資料番号: B0207A  ISSN: 0005-2728  CODEN: BBBMBS  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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急成長するタイセイヨウサケ(Salmo salar)では骨の形成及び無機質化は二つの重要な過程である。しかしながら,これらの過程の機構は細部にわたって説明されていない。従って,in vitro系により非常に保証されている養殖タイセイヨウサケで骨形成に影響を与える因子の研究を可能にする。本研究では,サケ白筋由来の分化していない初代細胞がin vitroで骨芽細胞に分化できることによる方法について記述する。商業的養殖条件,すなわち多価不飽和脂肪酸,PUFA及び温度下タイセイヨウサケで骨形成に影響を与える二つの因子の影響を研究するモデル系としてその後分化細胞を用いた。筋肉前駆細胞は骨形成培地で3週後それらの形態が三角形または紡錘状細胞から多角形または立方細胞に変えた。さらに,遺伝子発現研究により,骨芽細胞形成のマーカー遺伝子;alp,col1a1,osteocalcin,bmp2及びbmp4はこれらの細胞がこの段階で骨芽細胞に分化したことを示す骨形成培地でインキュベーション3週後に増加することを示した。骨芽細胞培地に共役リノール酸またはドコサヘキサエン酸の添加により,PGE2産生が低下し,オステオカルシンの発現増加をもたらした。さらに,温度研究により,分化した骨芽細胞は分化の初期段階で培養温度の増加に非常に敏感であることを示した。本研究により,サケ筋肉組織から分離した未分化前駆細胞はin vitroで骨芽細胞に分化させることができることを示した。さらに,このモデル系はin vitroでの骨芽細胞生物学の研究に適していると思われた。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (4件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
細胞生理一般  ,  筋肉  ,  発生と分化  ,  遺伝子発現 

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