抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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従来,アフリカの薬用植物は,新薬開発の創薬資源として着目されてきたが,現在ではアフリカを含む途上国の人々の健康維持と疾病対策に利用することに関心が高まりつつある。本稿では,高収益農業におけるアフリカの薬用作物の可能性の観点から,アフリカの薬用作物を次の項目に沿って記述した。1)薬用植物の利用状況,2)薬用植物の経済性,3)薬用植物の安全性と品質,4)アフリカの薬用植物,5)日本におけるアフリカ薬用植物の利用,6)高収益農業モデルの事例(乳香の直接輸入,WaBuB森林コーヒー手焙煎プロジェクト),及び7)高収益農業におけるアフリカの薬用植物の課題,である。途上国における薬用植物を用いた高収益農業のモデルは,産地に自生する植物を生産し,生産者が国際市場で販売することである。