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J-GLOBAL ID:201002241889515937   整理番号:10A0248995

熱起電力における温度依存性化学ポテンシャルの役割

Role of Temperature Dependent Chemical Potential on Thermoelectric Power
著者 (4件):
資料名:
巻: 51  号:ページ: 421-427 (J-STAGE)  発行年: 2010年 
JST資料番号: G0668A  ISSN: 1345-9678  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 英語 (EN)
抄録/ポイント:
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この論文では線形応答理論,電子構造の可能なモデル,その結果得たスペクトル伝導率,高分解能光電子放出分光法を用いて,化学ポテンシャルと熱起電力の関係を調べた。規模が100μV/K以下に限られるときは,熱起電力S(T)に及ぼす温度依存性化学ポテンシャルの影響は取るに足らないが,S(T)が上昇すると重要になることを解明した。熱起電力で大規模に加工する材料の高分解能光電子放出スペクトルを用いて,理論計算を基に提唱したこの議論の正当性を実験的に確認した。(翻訳著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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金属結晶の電子伝導  ,  熱電デバイス 
引用文献 (21件):
  • 1) For example, N. F. Mott and H. Jones: The theory of the properties of metals and alloys, (Clarendon Press, Oxford, 1936).
  • 2) A. F. Ioffe: Semiconductor thermoelements and thermoelectric cooling, (Infosearch Ltd., London, 1957).
  • 3) J. M. Ziman: Electrons and Phonons, (Clarendon Press, Oxford, 1960).
  • 4) T. Takeuchi, T. Otagiri, H. Sakagami, T. Kondo, U. Mizutani and H. Sato: Phys. Rev. B 70 (2004) 144202.
  • 5) E. Macia, T. Takeuchi and T. Otagiri: Phys. Rev. B 72 (2005) 174208.
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